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日本モンゴル学会コラム

2024年度春季大会案内・発表要旨

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日本モンゴル学会
2024年度春季大会案内

春暖の候、時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申しあげます。 さて、本年度春季大会を下記の要領で開催いたします。春の大会では総会があり、今年は新会長の選出にあたります。また、今年度より、駐日モンゴル国特命全権大使による「大使賞」が設定されました。もちろん、発表内容も一層充実させて開催いたします。奮ってご参加ください。


日 時 : 2024年5月18日(土) 10時30分から17時0分まで
場 所 : 千葉大学西千葉キャンパス 法政経学部棟1階106講義室
     (上記地図、L1入って奥になります)
共 催: 千葉大学大学院人文科学研究院

内  容

総合司会:児玉香菜子 (千葉大学)
開会の辞 (会長 )(10:30-10:35)

第1部 基調講演
座長:松川 節 (大谷大学)
ドルゴルジャヴ(モンゴル国立ガバナンス・アカデミー大学)
「モンゴル人の政治的価値観、国家の伝統と国家性に関する理解」[要旨] (10:35-11:10)

第2部 研究発表
座長:萩原 守 (摂南大学)
1. 中井健太(大阪大学・大学院生)
「G. E. グルム・グルジマイロのモンゴル研究―チンギス・ハーン金髪人種説とHu=Mongol説」[要旨](11:10-11:35)
2. アリョーナ(ジミンゴア)(ノタックモンゴル語教室)
「シネヘン・ブリヤートと寺院の歴史―ブリヤート僧のライフヒストリーを通じて」[要旨](11:35-12:00)

昼食休憩 60分
(12:00-13:00)

総会(13:00-13:15)
新会長挨拶(13:15-13:20)
駐日モンゴル国特命全権大使「大使賞」授賞式(13:20-13:30)

第3部 国際共同研究セッション
「ポストコロナの内陸アジア牧畜民社会に関する比較研究:モンゴルおよびキルギスの事例」[趣旨](13:30-15:00)
司会・趣旨説明:尾崎孝宏 (鹿児島大学)
1. K. Toktomushev(University of Central Asia)
"Assessing the Impacts of Mining Activities in the Naryn Region of Kyrgyzstan: China's Role in Pre- and Post-COVID Dynamic" [要旨]
2. 廣田千恵子(北海道大学)
「モンゴル国カザフ人社会における饗応の社会的意義―5世帯の事例調査を手がかりとして―」[要旨]
3. T. Sternberg(University of Oxford)
"Wither pastoralism? The critical role of women herders in Mongolia" [要旨]
4. A. Ahearn(University of Oxford)
"Governance Adaptations During the Covid-19 Pandemic and Livestock Epidemics in Mongolia" [要旨]
5. 児玉香菜子(千葉大学)総括

休憩15分
(15:00-15:15)

第4部 研究発表
座長:都馬バイカル (桜美林大学)
3. サラントヤ(東京大学大学院・満期退学)
「清末におけるモンゴル人の留日体験―パルタ(帕勒塔)王の場合―」[要旨](15:15-15:40)
4. 近衛飛鳥(千葉工業大学)
「『フフ・トグ』新聞内の衛生・健康記事に関する考察」[要旨](15:40-16:05)

座長:楊 海英 (静岡大学)
5. ソロンガ(千葉大学大学院)
「乳用ラクダの飼育形態と搾乳に関する考察―ラクダ合作社を経営する牧畜民の事例から」[要旨](16:05-16:30)
6. 山田洋平(東京外国語大学)
「初学者向けモンゴル語学習語彙」[要旨](16:30-16:55)

閉会の辞(副会長)(16:55-17:00)